佐渡の金銀を江戸まで運んだ「金の道」をたどる「御金荷の道ウォーク in 江戸・東京」が11月30日、東京都内で開かれました。首都圏を中心に約100人が参加し、晴天の下、心地よい汗を流しました。
今回のコースは板橋区役所から巣鴨地蔵通り商店街、神田明神などを巡り旧金座跡の日本銀行に近い「TOKYO TORCH Park」までの約11㌔です。江戸時代の旅装束に身を包んだ参加者は、旧中山道を中心に歩き、先人の苦労をしのびました。
歴史装束で都内を歩く一行は注目の的。沿道からは「世界文化遺産登録おめでとう」「ビューティフル」などの声援が送られました。また、コース沿いにある大正大学では太鼓サークルが演奏を披露し、ウオークを盛り上げました。
ゴール地点では、板橋の芸能集団「鼓粋若衆板橋轟太鼓」と佐渡伝統芸能集団「越佐」の勇壮な響きが、疲れを癒やしました。
10月5日の佐渡市を皮切りに上越市、長野県、東京を歩いた「御金荷の道ウォーク」。長い道のりをつないだ「長旅」はこれにて「完結」となります。



